川越とは？/ スタッフィ
[ 105] 川越立てこもり：響く銃声、怒号 住民「跳び起きた」 - 毎日ｊｐ(毎日新聞)
[引用サイト] http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080603k0000e040049000c.html
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銃声と興奮した男の怒声が未明の閑静な住宅街に響いた。埼玉県川越市で２日未明に発生した発砲立てこもり事件。住民たちは避難を強いられ、おびえた表情で解決を待った。児童、生徒を自宅待機させた小中学校関係者からも、不安の声が上がった。【岸本悠、西田真季子】 男が立てこもった川越市今泉の駐車場では、雨の中警察官が盾を持って取り囲み、身柄確保の直前まで説得を続けた。付近の住宅街には立ち入り禁止の規制線が張られていた。 現場から約３００メートル離れた今泉公民館には、近隣の５０人以上の住民が避難していた。男が立てこもった駐車場に隣接した住宅に住む主婦（６４）は、午前３時前、車両同士がぶつかるような大きな音が聞こえ、跳び起きた。２階寝室の出窓から外を見ると、駐車場に見慣れない白い車が停車し、そこから数メートル離れて警察車両と思われる黒い車が２台止まっていた。駐車場周囲には多くのパトカーが停車していた。 やがて、白い車から男が降りてくると間もなく、「パン」という銃声のような大きな音が３回響き渡った。男はその後、「自分が怖いから撃てないのか」と怒鳴り散らし、「俺の人生はもう終わりだ」と叫んだ。警察官が「誰もけがをさせていない。今なら取り返しがつく」と説得していたという。午前１１時４０分ごろ、銃声とほぼ同時に、盾を持った警察官が車を取り囲んだ。 主婦はおびえながら床に戻ったが、午前５時半ごろに警察から「銃の威力が強く危険」と避難を指示された。男の車が玄関側にあるため、裏の塀を越えて逃げ出したという。「自宅の目の前でこんな危険なことが起きるなんて怖い」と疲れた表情で語った。 現場の駐車場から２０メートルほどの距離に住む主婦の山本恵子さん（６９）は「たくさんの人が危険にさらされて避難するなんて、銃の恐ろしさを感じる」と話した。 市立南古谷小と市立南古谷中では、午前５時５０分ごろに県警の連絡を受けた市教委から自宅待機の指示を受けた。職員は全員学校で待機している。南古谷小ではこの日運動会を予定していた。同校の増田陽水校長は「こんな日に事件があるなんて、ショックだ」と語る。南古谷中の杉田修一校長は「連絡を受け非常にびっくりした。生徒の安全が確認できるまでとても心配だった」と話した。 シルク・ドゥ・ソレイユ日本初の常設シアター 初演目「ＺＥＤ」【特集】小栗旬が見たシルク・ドゥ・ソレイユ 毎日ｊｐ掲載の記事・写真・図表など無断転載を禁止します。著作権は毎日新聞社またはその情報提供者に属します。 |
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