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お客とは?/ セントラルファイナンス

[ 211] アキバの店員を泣かせる、常識知らずの困ったお客とは? - 日経トレンディネット
[引用サイト]  http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/col/20040928/109631/

「最近、『アキバ(秋葉原)の常識』を知らないお客さんが増えちゃって、ほんと参ります」。秋葉原のPCパーツショップを取材するとき、ため息と共にこんなせりふを聞くことが多くなった。ここでいうアキバの常識とは、パソコンの自作歴が長い人なら誰でも知っている暗黙のルールのこと。市場の拡大により、自作PC特有の事情を知らない人が増え、その応対で少ない利益が吹っ飛んでしまうというのだ。
一体どんなお客さんが店員を泣かせているのか、その実態を秋葉原の複数のショップで聞いてきた。かっこ内のコメントはその結果をまとめたものだ。
「自宅で一度取り付けて動かないからと、すぐに交換を要求。念のため、お店でお客さんを前に試したら問題なく動く。でも『うちではダメだから交換しろ』の一点張り。納得してくれず困った」。
「パソコン内の各種情報を細かく表示できる5インチベイ内蔵型のディスプレイパネルを買ったお客さん。『使いこなせないからいらない』と言って持ってきた。そんな返品受け付けられません」。
多くのショップで聞いたのがこうした例。秋葉原のほとんどのショップでは、お客の都合による返品を受け付けていない。いわゆる相性問題で使えなかったパーツはもちろんのこと、例え開封していなくてもダメなことがある。初期不良でも同等品との交換が基本だ。
「ビデオボードを手に持って『これって○○っていうマザーボードで動きますよね』と確認。テストしてないし『動かないという話は聞いていませんね』と正直に伝えると、『絶対動くよね?大丈夫だよね?』とやたら同意を求める。いやー、絶対ってのはあり得ないですよね」。
規格に沿って作られているのだから、組み合わせて動かない方がおかしい。これは正論だが、現実には取り付けて起動しなかったり動作が不安定になることは珍しくない。自作パソコンでは組み合わせて動くかどうかは完全に自己責任だ。ショップによっては販売価格に数百円を上乗せすると相性問題が起きたときに差額交換できる「相性保証」を設けているところもある。
「動いた、動かなかったという情報がほかから入っていればお客さんに伝えます。でも基本的には聞かれても『分からない』で通す。これだけ製品が多いと有名製品だけに絞ったって全部組み合わせて試すのは無理です」。あと、比較対象がなく漠然と「これ速いよね?」と聞かれるときも返答に困るそうだ。
パーツの利益はとにかく少ない。特にCPUやメモリー、HDD、マザーボード、光学ドライブなどは、「目立つ価格を付けないとお客が来てくれない」ため、価格競争が激しい。利益が「ドライブ類だと缶ジュース1本分、CPUはタバコ1箱」なんてのはザラだ。こうした値引き要求は休日に多いという。
少し前までは記録型DVDドライブを買うときに、市販DVDのコピー方法をはじめ、有名なコピーツールの使い方や動作状況を聞かれることが多かったという。「動作確認してないから責任持てないし、違法もしくはグレーな話題は知っていても教えません」というのが各ショップの基本スタンスだ。
「購入者が『ママ』と一緒にご来店。『息子がちゃんとやってるのに動かない』とママからクレームが付いた。見た目は大学生くらいだったんですけどね」
確認のためBIOS画面がどうだったか、と具体的な話をすると、ママに促されて購入者がボソボソ説明した、という。常識外れと言うよりはちょっと驚いたという例。珍しいと思い、別のショップで話題にしたら「いや、ママと一緒ってのはたまにありますよ」とのコメントが…。
「購入者の友人、と名乗る人からクレーム。電話口で『こんなもの売りつけやがって!』とすごい勢いだったのに、いざ来店したらやたら低姿勢だったことも」。いずれにせよ、「購入して作業した本人と直接話ができないと、動作確認に本当に時間がかかる」のが各ショップの共通意見だ。

 

[ 212] お客として
[引用サイト]  http://www.studio892.com/gion/okyaku.html

京都の悪口で一番最初に出てくるのが、この「一見(いちげん)さんお断り」ではないでしょうか。初めてのお客は受け入れないというシステムです。
今、祇園で純粋に一見が入れない店は、お茶屋と一部の料理屋ぐらいではないでしょうか。祇園にひしめくお店の数からすれば、それは数%にも満たないと思われます。しかし、その数%の中に花街があります。
のわからない一見さんだとトラブルの元になる」とか、「好みのわからない一見さんだと、もてなしのし様がない」とか、「秘守性が求められる場所に、身元不
勿論、それらも理由の一つでしょうが、私は「馴染みのお客さんに、気持ち良く過ごしてもらう為」だと思っています。
そこへ雰囲気の異なるお客が入ると、もう、酒場としてはだいなしです。馴染みのお客さんによっては、足が遠のいてしまう場合もあるでしょう。
得体の知れない一見を断って、馴染みのお客に店の雰囲気を保証しているシステム、それが、一見さんお断りなのです。
花街と関わる方法には色々あります。一番簡単なのが、お客として関わる場合ではないでしょうか。その場合、花街との接点がお茶屋(おちゃや)になります。
一見さんお断りのシステムで疑問に感じている人が多いと思います。「誰だって最初は一見のはず。それでは、今のお客はどうやって入れたの?」という疑問です。
実は、一見でも馴染みのお客と同伴ならば入れてもらえるのです。その代り、一見の人がそこで起こす不具合は、その責任の全てを同伴した馴染み客が負わなければなりません。
そうやって何度か通ううちに、「この人なら店を大事にしてくれる」と女将に認めてもらって、はじめて一人で通える様になるのです。
このお茶屋という場所は不思議なところです。通常の商取引ではお金を払う人が偉いものですが、ここで一番偉いのはお客ではなく女将です。
女将が威張ってるという意味ではありません。女将は常にお客が心地よく過ごせる様、気を配ってくれています。
ですから、お客が道を踏み外しそうになると、「○○するのは止めなさい。あなたには似合いませんよ」と注意を促してくれるのです。
お客の方も、女将が自分の事を気遣ってくれている事を十分知っていますから、「ん、そしたら止めとく」と素直に従います。
まるで、親が子供を叱る様ですね。これは、女将とお客との間に、商売以上の信頼関係が築かれているからこそできる事です。
その信頼関係がある以上、女将はお客を身内と思って接しているのではないでしょうか。だからこそ、お客はそこを居心地良く感じるのです。
花街には「ほうきのかみ」と呼ばれる言葉があります。「あの人は『ほうきのかみ』だから」と噂されれば、その人は祇園では既に死んでいます。
このルールは、一つの花街で一つのお茶屋、という事ですから、祇園に一軒、先斗町に一軒という場合は問題ありません。
また、普段、祇園のAというお茶屋を利用していている人が、Bというお茶屋を利用している人と一緒にBのお茶屋へあがるというのもOKです。但し、支払いはBを利用している人がする事が前提となります。
何故、このようなルールがあるのかは定かではありませんが、おそらく、花街の芸・舞妓デリバリー・サービスにその意味があるのだと思われます。
普通、とあるクラブにお目当ての女性がいるとしたら、お客はそのクラブへ行かなければなりません。他に好みの子がいれば、その子の所属するクラブへとハシゴする事になります。
しかし、花街の場合は違います。気に入った妓は、どこの屋形に所属する妓であろうとお茶屋へ呼べば済む話です。つまり、花街ではお茶屋をハシゴする必要が無い訳です。
とはいえ、「浮気は○○の甲斐性」などと言われますし、何にしろ皆さんこっそり励んでおられるのではないでしょうか。
芸妓が数人でグループになって、お座敷でちょっとしたパフォーマンスを披露するのです。ひらたく言えば学芸会の様なものですね。
祇園では、舞は井上流だけと決められていますが、この日ばかりは違います。他の流派の踊りでもお座敷で踊る事ができるのです。
とはいえ、披露する出し物は、事前に舞のお師匠さんに見せて許可をもらわなければいけないらしく、あまり突拍子も無いものは自粛されている様です。
お茶屋から次のお茶屋へ移動する時も、水戸黄門の衣装ですから、四条通を渡る黄門様ご一行を見かけると、つい吹き出してしまいそうです。
途中でご贔屓さんに出会ったりすると「おにいさん、おおきに」と挨拶しますから、やけにペコペコした黄門様は滑稽で見物でしょう。
馴染みの妓に会うたびに、「○日、お茶席当番なんどす。来とおくれやす」とせがまれ、「よっしゃよっしゃ、行ったる行ったる」などと好い加減な返事をしていると、お茶屋の女将から切符を渡されてしまいます。
いっその事、その時期には祇園へ近づかないという手もありますが、切符が突然郵送されてきたりしますから侮れません。
しかし、最近、特に多いのが、芸・舞妓を狙ったアマチュア・カメラマンです。始業式や八朔(はっさく)といったイベントになると、祇園はカメラマンで埋め尽くされてしまいます。
誰にも迷惑をかけずにシャッターを押すだけなら何も言いませんが、この輩達のマナーの悪さには閉口してしまいます。
群がって道路は閉鎖してしまうし、芸・舞妓にあれこれ注文する不躾な奴はいるし、たまたま通りかかった通行人にまで「邪魔だ」と文句を言ってきます。
「ほしたら、ちょこっと寿司でも食いに行こか」と連れ出した芸・舞妓と一緒のところをバシバシ撮られたりする訳です。
そして、知らない人のホームページへ知らないうちにその画像が掲載されたりして、全世界へ向けてヘベレケの恥ずかしい姿が発信される訳ですね。
芸・舞妓の肖像権は、かなり煩いのを肝に銘じるべきです。画像をうかつにホームページへ貼り付けたりすると、ある日突然、訴状が届いたり、手痛いしっぺ返しを食らうこともある様です。
あぶら虫とは、お茶屋の帳場などに上がり込んで、只酒を呑んでいる輩の事です。勿論、虫はお金を払いません。
あぶら虫レベルは、相手とかなり懇意な関係でないとできません。祇園に関わる上での究極の形といっても過言ではないでしょう。
祇園と関わる方法としては、お客としてが一番簡単な方法である事は書きましたが、その他にも関わる方法がいくつかある様です。
勿論、見知らぬ人から芸・舞妓が写真を受け取ってくれるはずがありませんから、芸・舞妓と懇意なカメラ虫仲間や、芸・舞妓が立ち寄る甘味処などの主人と仲良くなって渡してもらう様です。
とはいえ、その世界にも、プロやセミプロを頂点とした幾つかの派閥や序列がある様で、派閥間をのらりくらりしたり、先輩を差しおいて目立つ行動をとったりすると、ピシャリと手痛い仕打ちを受け、再起不能に陥る様です。
祇園内部の人と個人的なお付き合いをする為には、祇園の知識やルールを熟知しておく必要があるからです。つまり、かなりの高等テクニックが必要とされます。
その時期を決めるのは、屋形のおかあさん(女将)と、お姉さん芸妓だそうで、おぼこい(幼く見える)妓は、二十歳を過ぎても「なかなか、襟替えさしてもらえへん」とブーブー言っていますし、えずくろしい(大人っぽい)妓は、二十歳前でも襟替えしたりします。
舞妓にとって襟替えは重要な儀式で、襟替え前の一週間ぐらいを、黒紋付の着物と、お歯黒、さっこうと呼ばれる髪形で過ごし、お座敷では「黒髪」という舞を舞います。
さっこう時期の舞妓が横に座ったら、熱いお茶を前に置いて「ワシの祝いや、まあ、お飲み」と言っていじめます。お歯黒は蝋ですから、熱いお茶を飲むと溶けて流れてしまうんですね。
勿論、毎日の様には通えませんが、ホームバーのカウンターに座って水割りを舐めながら、他のお客が呼んだ舞妓を物珍しげに眺めるだけなら、スナックへ行くよりは高めですが大差はありません。
都をどりと温習会の切符は、家族分だけもらって、みんなで楽しんでしまいましょう。をどりの後は、夫婦連れ添ってお茶屋へお邪魔するのも良いものです。
奥方からしても、普段、亭主が呑んでいる場所を見れると安心するらしいですし、貧乏人は綺麗どころとはお話すらできない事を強調しておくと、くだらない疑惑も無くなるというものです。
「こんな雰囲気いいな」とか、「こんな人になりたいな」といった事を一度は感じた事があるのではないでしょうか。
ちょっと思うだけなら、そうなる努力をしない事が多いのですが、凄く思った場合は、少しぐらいの努力はするものです。
まず、それにふれてみるのが良いですね。どんなものなのか間近に感じてみる事です。そうすれば何かが見えてきます。
その場の雰囲気は、その場にいる人が作っている事が多いのですが、お茶屋のそれもお客が醸し出すオーラの様なものでできている様です。
同じ事を違う人が話すと、話す人によって感じ方が違った物になりがちですが、たとえ私が一字一句違わず彼等と同じ事を話したとしても、あの場の雰囲気は保てないでしょう。
こうして、このページを読んでいただけるのも何かの縁ですし、このページ以外にも沢山のサイトが見つかった事と思います。
私の拙い文章では、祇園の良さの少しも表現できないのがもどかしいのですが、これを読んで「祇園へ行ってみようかな?」と感じた奇特な方がおられれば嬉しいかぎりです。
その気持ちが薄れないうちに、ぜひ祇園へ行く努力をしてください。その努力のヒントは、このページの中に書いたつもりです。

 

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