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[ 516] 「リベラル」なヨーロッパって? | WIRED VISION
[引用サイト]  http://wiredvision.jp/blog/fujii/200804/200804140800.html

前回ご紹介したドイツの辻さんからいただいたメールに「豆乳が健康にいいから社会の役に立っている」っていうくだりがありました。「ハハハ、いかにもありそう!」と共感してくれた方もいたよう。実際、会社のCSR報告書のページの結構な割合が「豆乳が健康にいいからCSR」系ですよね。「省エネにいい」とか「生活を豊かにする」とか何種類かパターンありますけど。製品カタログを読んでいるような気分を味あわせてくれます。一時「ロハス」が流行りましたね。「豆乳は健康にいい=ロハス=CSR」みたいな。もっとも、ワタシが会社勤めしていてCSR担当だったら、やっぱりこの手の話をしちゃうと思います。組織人としてはよくわかります。ただ、少し馴染めない人もいるんじゃないかな。美しすぎる言葉で明るくお仕舞いにすることに。あなたがもしそうなら、その健全な懐疑心を大切にしてくださいね。
では、小難しい話題に戻りましょう。今回のお題には「リベラル」とありますが、この「リベラル」という言葉が持つ語感は微妙です。リベラル派の弁護士なんて言うと、人権弁護士さんといった感じです。リベラルな経済政策というと弱きに優しい政策といった感じです。もし読者がそのような感じを持たれたとすると、アメリカの影響かもしれません。
アメリカでは「保守」と「リベラル」が、それぞれ共和党、民主党の政策を指し示す言葉として使われることがあります。例えば中絶問題について単純化して言えば、「保守的」な共和党は反対で、「リベラル」な民主党は相対的に寛容。これを経済政策にもそのまま当てはめるとこうなります。保守的」な共和党は市場至上主義的で、「リベラル」な民主党は政府の介入により積極的。
もちろん色々な使われ方をするので一概には言えないのですが、今申し上げたようなアメリカ的「リベラル」とヨーロッパの言う「リベラル」は「ねじれ」の位置関係にあります。そもそも考えてみればリベラルって「自由」ってことですよね。リベラリズムは自由主義。「社会規範」よりも個人の選択の自由に重きを置きます。だからたとえば中絶のような問題についても個人の選択の自由を重んじる。この点においてアメリカとヨーロッパの「リベラル」は同じ。経済政策についていえば、ヨーロッパのリベラルはあくまで字句どおり選択の「自由」の重視、すなわち市場主義になります。こっちはアメリカの「リベラル」と正反対ですね。
経済政策に限っていえば、アメリカでは市場重視が「保守」でその反対が「リベラル」。ヨーロッパでは市場重視が「リベラル」で、その反対は「ソシアル」すなわち「社会的」です。「リベラル」が個人の選択の自由を重んじ、「ソシアル」は平等とか環境とかの一定の社会規範により大きな価値を見出します。
イギリスのブレア氏が「第3の道」を掲げて登場したとき、ずいぶん話題になりました。「リベラル」でも「ソシアル」でもない、真ん中を行こうか、という発想でした。ヨーロッパでは時にリベラルが主流思想になり、時にソシアルが政策の基調となります。ヨーロッパ全体が2つの概念の間を行き来している。同時にヨーロッパの中には国によって「リベラル」な思想が強く根を張っている国と「ソシアル」な考え方をする傾向の強い国の別もあります。前者はたとえば、イギリス、オランダ。後者の例はフランス、ドイツでしょうか。
そして現在のヨーロッパの思考の軸は「リベラル」に傾いています。この転換がCSRにも影響を及ぼしているわけです。リベラルな考えかたは企業の利潤追求に制約を課さないこと基本とするので、CSRもそのようなものとして静かに再構築されてきたと言えるかと思います。
「CSRって言うけど、会社にとっては儲けることが第一。儲けにプラスになるならCSRもいいんじゃない。」とお考えになっているあなた、あなたは大変「リベラル」な思想の持ち主でいらっしゃいます。

 

[ 517] japan.internet.com コラム/売れる・集客できるホームページの秘訣
[引用サイト]  http://japan.internet.com/column/wmnews/20080425/8.html

ホームページのコンサルティングを手がけるほか、儲かるホームページのノウハウを紹介するセミナーも開催。本コラムでは、「アイディア満載の売れる・集客できるホームページ作りの秘訣」を具体的にご紹介します。
必ず雨を降らせることができる祈祷師がいるそうだ。なぜかと言うと、雨が降るまで祈りを続けるからだ。本で読んだ話だが、これこそ何かを成し遂げるための極意だと私は思った。
やればやるほど成功するならモチベーションの維持はカンタンなのだが、現実は失敗することの方が圧倒的に多い。新しいことに挑むということは、未経験のことばかりが押し寄せてくるのだから、当然失敗の方が多いのだ。
だからモチベーションの維持がとても難しいのだけれど、失敗にもめげずにやり続けるためには、やっぱりモチベーションを維持することが重要になる。モチベーションを維持しにくい状況の中で、それを維持していくためにはどうすればいいか。
前回、11年前に自転車でオーストラリア大陸を横断したことを紹介したが、この経験はビジネス未経験だった私が、10億円売れるホームページを作り上げる基礎となった。
自転車旅をしていた間、高いモチベーションを維持することは難しくなかった。その最大の理由は、体を動かしていたからだと私は思っている。
一方ホームページを作り始めた頃は、ちょっとしたことでモチベーションが維持できなくなってしまったものだ。パソコンの前に座りながらいくら考えても、一向に先に進まない。ところが、気分転換に近所の公園を自転車で走ると、いいアイディアが浮かんでくるのである。
それ以来、私は何か行き詰ったときは体を動かすようにしてみた。天気が悪く自転車に乗れない日は、パソコンの前でちょっと体操をしてみる。すると前向きなアイディアが生まれ、実践してみたくなるのだ。
そこでもともと好奇心の強い私は、体を動かすのをやめてもモチベーションが維持できるのか実験してみたのである。部屋の隅っこで、体を動かさずにじっとしているのだ。するとどうだろう、後ろ向きなことしか思い浮かばず、やる気になれない。
考え込むとどうしても体を動かさなくなりがちで、ついつい悪循環になってしまう。考え込むあまり行き詰った時こそ、ちょっと体を動かして脳に酸素を送り込んでほしい。科学的な根拠を調べたわけではないから、私の体験があなた自身に必ず当てはまるとは言えないかもしれないが、もしモチベーションの維持に行き詰ったら、騙されたと思って軽く運動をしてみてほしい。
そのほかにも、方法はある。たとえば、かつて自分が夢中になったモノを身近において置くといいだろう。サッカーに夢中になっていた人はサッカーボール、ギターに夢中になっていた人はギターを押し入れから出してきて、触れてみてほしい。そうすると、夢中になっていた頃の情熱と今の自分を繋げることができるのだ。
私の場合は、会社のスタッフが全員帰った後に、自転車旅で野宿の時に使ったテントを会社の中で張ったのだった。テントの中に入って考えると、不思議と情熱的になれたのである。守衛さんに見つかったら不審がられたかもしれないが、幸いそんな事態にはならなかった。
過去に何か夢中になれたものがあった人は、その頃を思い出させるモノを身近に置いてほしい。それだけで、モチベーションの維持がラクに楽しくできるようになる。
■10億円売れるホームページを作り上げるまでモチベーションを維持する方法(1)■10億円売るホームページは、訪れるお客さんの質が違う■10億円売るホームページのコツ「寄付をすると豊かになる理由」■10億円売るホームページのコツ「稼ぎたいなら寄付をするといいよ」■10億円稼ぐホームページを作るには、「豊かさの本質」をマスターしよう■10億円売れるホームページは、どこよりも楽しんでいる■10億円売り続けるホームページはブレない■自社の製品に惚れると、10億円売れるホームページができる■眠れる財産を掘り起こすと、10億円売れるホームページが作れる■10億円売れるホームページは、ライバルを作らない
関連企業のサイト:ストックフォト イラスト ネットストリート ホテル予約サイト タウン情報 出張 事業継承 シミュレーション トランクルーム 優待映画チケット 田舎暮らしガイド オリジナルTシャツ ニタコエ

 

[ 518] イノベーションを引き起こすマジックミドル圏域の生み出し方 | WIRED VISION
[引用サイト]  http://wiredvision.jp/blog/sasaki/200803/200803181100.html

『「みんなの知識」をビジネスにする』という書籍が、間もなく翔泳社から発売される。リンクをクリックしていただければわかるが、Amazon.co.jpではすでに予約可能になっている。兼元謙任オウケイウェイブ社長と私の共著で、集合知ビジネスのキーマンたちに連続インタビューしたものだ。集合知ビジネスの決定的な解決策にはまだ道のりは遠いが、しかしその課題に向けての示唆的な言葉がちりばめられている本である。ぜひ手にとっていただければ。
この本の内容についても、この連載では言及していく予定だ。だが今回は取りあえず、前回の続き。ユーザーイノベーションを引き起こすためには、情報がどの場所にあるべきなのか?というテーマについて勧めていくことにしよう。
前回、Web3.0の世界では情報がユーザーの元へと再集結していくという話を書いた。そして情報の粘着性仮説に基づけば、Web3.0の世界ではイノベーションはユーザーのいる場所で起きるということになる。
とはいえ、ひとりのユーザーという存在はあくまでもロングテールでしかない。たったひとりのユーザーしかいない場所で、たったひとりのユーザーのニーズのためにイノベーションは発生しない。ユーザーの数は、イノベーションを引き起こすクリティカルマス(臨界点)にまで達している必要があるからだ。ロングテールがある程度集約され、ロングテールの集合体が一定の最大公約数的なコミュニティを形成し、つまりはマジックミドル的な圏域が生み出されることによって、それがイノベーションを生み出す原動力になる。
ではこのクリティカルマスはいったいどの程度の人数なのか? 10人ならOKなのか? それとも100人ぐらいは必要なのか? おそらくそうした推測をここで行うのは、意味がない試みだろう。そのイノベーションの内容や方向性によって、クリティカルマスが必要とする人数も変わってくるはずだからだ。
重要なのはクリティカルマスの数値ではない。そのクリティカルマスが、どのような仕組みによって形成されるのかということだ。誰かが誰かを呼んできて、人的なネットワークで形成されるのか? それともアーキテクチャによって自動生成されるのか? 前回、ニフティで「アバウトミー」を運営している佐藤寛次郎さんはこう話している。「リアルをつなげるのは、企業とコンシューマーをつなぐことのできるニフティのような会社かもしれない。もしニフティがそういう役割を担えれば、ネットワーク化ができると思うんです」。企業がこのネットワーク形成の部分のパイプラインの役割を担う可能性を、彼は示唆している。
ひとつのケースとして、ブログ広告のアジャイルメディア・ネットワーク株式会社(AMN)を引き合いに出してみよう。同社のビジネスは広告であってイノベーションではないが、しかしマジックミドル圏域でどのようにしてコミュニティを生成していくべきかという点においては、非常に参考になる。
さてAMNはブロガーたちが中心になって作った企業で、著名ブロガーをネットワークし、彼らのブログに広告を配信するビジネスを展開している。アルファブロガーアワードの仕掛け人でもある同社取締役、徳力基彦さんはブログ広告をカンバセーション・マーケティングという言葉で捉えている。
「マス・マーケティングとソーシャル・マーケティングはコンセプトがまったく違う。マス・マーケティングの場合はとにかく力業で、お金をたくさん投じて広告の露出を増やせば認知度も上がる。しかしソーシャルの世界では、短期的にお金をたくさん投じたからといって、それで認知度が高まるわけではない。マスのようなやり方ではなく、根本的にマーケティングの考え方を作り直さなければならない。ソーシャルでは、顧客と企業がリレーション(つながり)を保持し、そこで会話し、顧客にファンになってもらい、そしてそのファンをじわじわと増やしていくという手法を採るんです」
その会話を軸としたマーケティングが、すなわちカンバセーション・マーケティングというわけだ。マス・マーケティングの場合は膨大な金額の広告予算を投じて、テレビや雑誌、新聞などで集中豪雨的に商品を紹介し、一気に知名度を上げるという方法だ。これに対してカンバセーション・マーケティングはイノベーターやアーリーアダプター層に最初に入り込み、その部分で徐々に認知度を高めていって、そこからキャズム越えを狙う。
この典型的な例としては、無印良品の化粧水が有名だ。化粧品の口コミサイト「アットコスメ」を媒介役として徐々に広がり、気がつけばヒット商品となった。「さっぱりタイプ」と「しっとりタイプ」が発売されているこの580円の商品は、発売当初はさほど話題にはならなかった。ところが1年ぐらいの"潜伏期間"ののち、突如としてクチコミが爆発し始める。
「値段も安いし、そんなに期待してなかったけど、想像以上によかったです」「とってもシンプルですが、しっかり潤うのに変な刺激もなくお気に入りです。安いし、たっぷり使えます。刺激も特にありませんでした♪♪」「ほどよく潤うし、ティーンの肌には充分じゃないかなあと思います」
おそらく背景には、環境保護の盛り上がりや、無添加を求める消費者の好みなどがある。それらが化粧品という市場に流れ込んできたタイミングもあり、アルコール無添加で無香料・無着色・無鉱物油、しかも低価格で、無印良品というブランドの信頼感もあるこの化粧水の盛り上がりへとつながっていったのだったろう。
しかしこの無印良品化粧水では、クチコミのコミュニティが可視化された状態で組織されていたわけではない。アットコスメではクチコミが500万件以上も蓄積され、この無印良品化粧水だけでも2000件以上のクチコミが書き込まれているが、しかしこれらは友人同士のつながりではない。
アットコスメでは、ユーザーとユーザーの可視化されたつながりではなく、ユーザー同士が「自分の肌の特質」を媒介にして間接的につながるという構成になっている。つまりクチコミで評価されるのは、「自分の友達のA子ちゃんがこの商品を評価しているから」ではなく、「自分と同じ年齢、自分と同じ肌質の人が、この商品を推薦しているかどうか」ということなのだ。化粧品というのはビッグビジネスではあるが、しかし大量生産大量販売の商品ではない。女性ひとりひとりで年齢や肌質は異なっているため、こうしたクチコミマーケティングが有効に作用しやすい。そしてこの化粧品という分野におけるマジックミドル圏域は、友人同士のつながりとしてではなく、肌質を媒介にした可視化されないコミュニティとして成り立っている。
なぜなら、同じ趣味志向の人たちをうまく集約するためには、リアルの人間関係は単なる障害物でしかないからだ。リアルで仲の良い友人だからといって、同じ趣味志向であるとは限らない。親しい友人がまったく自分と好みの異なる音楽や小説を愛好しているというようなケースは、どこにでもある。だから同じ趣味志向の人たちを集約させようとすれば、リアルの友人関係は排除し、あくまでもその「趣味志向」の中身によって判断しなければならない。どこの誰かはわからないけれども、しかしその「どこの誰か」はあなたと同じ趣味を持っていて、ともにマジックミドル圏域を形成する「仲間」となりうる。
しかしこうした可視化されないコミュニティにおいては、そのコミュニティの全体像が見えているのは、コミュニティを運営している企業の側だけだ。これはつまりAmazonの協調フィルタリングに基づくレコメンデーションと同じようなものであって、ユーザーを主体としたイノベーションの発生源にはならない。
そうなると、ここでひとつの課題が立ち上がってくる。つまり「つながりを可視化し、ユーザーみずからがコミュニティの全体像を見えるようにする」ということと、「同じ趣味志向の人たちがひとつの目的に向かって集約していく」というなかなか両立しがたい二つの方向性を、統合しなければならないということだ。

 

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