セントラルファイナンスのサイトです。
発案 銀行 事典 クレディセゾン トラック 既存 年間 取り扱い セミナー 売る 創造 取引 そんな アイワイ なかっ 場合 プレス 郵便 設立 企画 一助 ゴールド たまり リクナビコード キャッシュ 半角 希望 投票 クリック 変化

厚いとは?/ セントラルファイナンス

[ 295] 瓶詰ウニの瓶はなぜ厚い? | エキサイトニュース
[引用サイト]  http://www.excite.co.jp/News/bit/00091135663309.html

何気ない毎日の中でちょっとした贅沢がしたくなることがある。いわゆるプチ贅沢というものだが、私の場合は食べ物である。この間も長野産の天日干しぜんまいを1500円で購入。全部煮付けてもあっという間に食べてしまうだろう量。普段はその10分の1の値段のものを食べているけれど無性に食べたくなって買ってしまった。ちょっと地味な嗜好ではあるが、やはり美味しいものはおいしい。そんな私のプチ贅沢品の中に粒ウニの瓶詰がある。この瓶詰ウニ、お値段の幅も広く、お高いものはめちゃくちゃ高い。さすがに一瓶で2000円以上のものには簡単には手がでないので未経験ではあるが、とにかくとても美味しそうである。ところで、アルコール漬けのウニの瓶詰は、山口県が発祥の地だというのをご存知だろうか。萩を中心とする北浦地区は、全国有数のウニの産地で縄文時代の貝塚からもウニのトゲが発見されているんだそうだ。山口県では、ウニが豊富にとれたこともあって、塩漬けなどの加工もかなり以前からおこなわれていたらしい。そんな山口でウニをアルコールで漬けるようになったのは明治初期のこと。玄界灘の東隅に位置する響灘に浮かぶ六連島という小島で英国人の船員がお酒の席でうっかり誤ってウニの小鉢にジンをこぼしてしまったのだそうだ。そして、それをそのまま食べみるとこれが思いもよらず美味だった、というところからアルコールに漬けるという新しいウニの食べ方が生まれたと言われている。ウニの瓶詰めといえば、妙に気になるのがあの瓶の厚さである。他の瓶詰を圧倒するあの厚さにはどんな意味があるのか。北浦海岸の近くで明治17年からウニ加工をしているという中嶋商店のご主人にお話を聞いてみた。「うちが創業したころはまだ塩漬けのウニだったようです。ウニの瓶詰が厚いのはウニがキレイに見えるということもあるんですが、中身を少しでも大きく見せたいということもあるんですよ。今、中瓶は70gなんですが、昭和57,8年頃までは80g入れてました。私は家を継いで30年ほどになるけど、今ほどは厚くはなかったですよ。時代と共に少しずつ厚くなったんですね。同じ瓶の大きさでもガラスが厚くなると量が減らせますから」中身が70gの瓶は、瓶全体でどのくらいの重さになるのかも聞いてみると、「う〜ん、測ったことないからねぇ。ちょっと待ってね、計ってみますね。あっ320g強。意外と重いねぇ」と中嶋さん。かつては瓶じゃなく、アクリル樹脂とか他の素材の容器も考えた時代もあったのだそうだが、やはり見た目が劣るということで、瓶詰ウニ全体の動きとしてこの形に落ち着いているのだとか。瓶が七角形なのもガラスの屈折などでよりキレイに美味しそうに見えるようにという配慮なのだそうです。(こや)
 エキサイトブログユーザーならブックマークレット機能を利用してこのページにトラックバックできます。

 

[ 296] 近ごろの本 厚いよね : 出版トピック : 本よみうり堂 : Yomiuri On-Line (読売新聞)
[引用サイト]  http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20041006bf01.htm

「世界の中心で、愛をさけぶ」の厚さは、様々な紙を使った見本(左の棚)を検討して決めた(東京・千代田区の小学館で)
「最近、本の厚みが増したと思わないか?」と上司が声をかけてきた。持っていた本が、愛用のブックカバーからはみ出ている。厚すぎてサイズがあわないようだ。27日からの読書週間に向け、苦手な分厚い本に挑戦しようと思っていた生活探偵は早速、定規を持って書店や図書館に出かけた。(鳥越 恭)
片っ端から本の厚さを測ってみたが、傾向がよくわからない。だが、知り合いの編集者に電話すると、意外なヒントを得られた。「ベストセラーの本は厚めの紙を使って全体を分厚く見せているらしいよ。『セカチュウ』とかね」
出版元の小学館に聞くと「紙が厚いのは事実ですが、ベストセラーになったのは結果論。元々の理由はコストの削減でした」という。
この本は208ページで約1・8センチの厚さ。同じページ数の通常の本より2割ほど分厚い。繊維のすき間に空気を含んだ「嵩高(かさだか)紙」と呼ばれる特殊な紙を使っているからだ。
これまで本の紙は分厚くすると品質が落ちるといわれてきたが、この紙は滑らかで変色しない特性もある。厚いが通常の紙より軽く、本に使う紙を枚数ではなく重量で製紙会社と取引する出版社にとっては、紙代の節約になるそうだ。
だがその厚みが「活字離れ傾向の10代の少女らに受け入れられた」と同社執行役員の広岡克己さんは話す。「本来なら薄っぺらい本になるはずが、適度なボリューム感が出た。内容のテンポの良さも手伝い、そう快な読破感が得られたのがヒットの理由」という。
この紙を約3年前に開発した日本製紙(東京)も「厚みがあるのに、短時間で読める本は、読者にとって満足感があるようです」。同社の嵩高紙は昨年下半期の芥川賞作品「蹴りたい背中」(綿矢りさ著)や「蛇にピアス」(金原ひとみ著)にも使われるなど引っ張りだこだそうだ。
一方、壮大な長編小説を厚さ約5・2センチの1冊にまとめた本も見つけた。第三書館の「ザ・大菩薩峠」(中里介山著)で、別の出版社の文庫シリーズだと20冊になる。
こちらは嵩高紙とは逆に、通常の上質紙の中でも薄めの紙を使っていた。「書棚のスペースの節約や、1冊で読めるという利便性を追求しました」(同社)。この秋に出版され、本の収蔵場所の確保に悩む図書館などからも問い合わせが来ているという。
文庫本も調べてみた。新装版で活字を大きくし、ページ数が増えて分厚くなった例が目立つ。また、ある海外のSF小説は900ページ以上で厚さが約3・5センチもあるが、実は以前に3冊に分けていた別々の話を1冊にまとめたものだ。
出版物の印刷・製本などを行う凸版印刷(東京)の担当者は「接着剤の強度が増し、分厚い本も製本しやすくなった」と話す。6センチほどの厚さまでなら普通に製本できるそうで、最近は、求人情報誌なども厚くなっている。「分厚い方が情報量が多いと思われ売れるようです」という。
技術の進歩も含め、様々な事情で厚い本が生まれやすい環境ができているようだ。今後は本を読むたびに厚みまで気にしてしまいそうだ。

 

戻る

セントラルファイナンスのサイトです。

セントラルファイナンスのサイトです。