火災とは？/ セントラルファイナンス
[ 237] 外から放火濃厚 綾瀬 障害者施設火災 : 神奈川 : 地域 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）
[引用サイト] http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/news/20080605-OYT8T00101.htm
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綾瀬市寺尾北の知的障害者施設「ハイムひまわり」で４人が死傷した火災で、県警は、火元を出入り口が外に面した物置と断定、電気系統の漏電などの痕跡もないことから、放火の疑いが強まったとして、４日午後、大和署に捜査員５０人体制の捜査本部を設置した。ハンディキャップのある３人の命を奪った放火犯の特定に全力を挙げる。 現場では、県警の捜査員や同市消防本部の隊員が、階段下のスペースに設けられた物置付近などを詳しく調べた。午後には、県警の和田昭夫刑事部長も現場に入り、焼けこげた建物の状況を視察した。 県警はこれまで、施設にかかわりのある女性宅を被疑者不詳のまま現住建造物等放火容疑で捜索したほか、施設関係者からの事情聴取などを進めてきた。 今後、捜査本部では放火や殺人容疑も視野に、出火前後に不審者が目撃されていないか周辺の聞き込みを強化するとともに、同施設を巡るトラブルの有無などについても調べる。 この日も亡くなった３人のため、花束などを供える人の姿が絶えなかった。亡くなったとみられる松本幸子さん（６９）と職場の同僚だったという女性（６９）は、現場近くの電柱に水の入ったペットボトルを供え、「さっちゃん、熱かったね」と話しかけ、「こんな亡くなり方をするなんて」と涙をこぼした。 県が監査 県は４日、障害者自立支援法に基づく監査を実施、福祉監査指導課などの担当者４人が午前９時半、同施設を運営する社会福祉法人「聖音会」の綾瀬市内の事務所に入った。 小原勉理事長や施設長、食事の世話などを担当していた職員らに、防災設備の設置状況や夜間の職員の配置状況、出火時の避難誘導体制などを約４時間半にわたって聞き取りし、今後、内容を精査し、施設運営などに不備が見つかれば、改善を指導する。 監査に関する通知書を受け取った小原理事長は「３人の入所者が亡くなったことを深くおわびします。どうか厳しい監査でご指導いただきたい」と答えた。 ４人が死傷した「ハイムひまわり」の火災で、１階食堂近くに置かれていたプロパンガスのボンベは爆発していなかったことが、綾瀬市消防本部の調査でわかった。 調査関係者によると、ボンベ（５０キロ）は、火元の物置に近い食堂付近の壁際で計５本見つかった。いずれも、バルブについた安全弁のキャップが外れた状態で、容器は破裂していなかった。 県エルピーガス協会によると、ボンベは、容器破裂を防ぐため、高熱にさらされると安全弁が作動し、膨張したガスが外に出る構造になっているという。 近所の複数の人が、食堂付近で爆発音とともに炎が噴き出すのを目撃しており、同本部が詳しい原因を調べていた。 |
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